犬育てブログ

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犬の脱水症状が心配・・・水分不足のリスクとと簡単なチェック方法

暑くなってくると脱水症状や熱中症が心配ですよ

今は年間を通して人間と同様、犬も水分不足による脱水症状があります

水分不足が不足すると脱水症状の他、心臓や内臓に影響が出て生死のリスクもあるんです

 

今回は日々の生活の中でできる脱水症状の見分け方、予防のために効果的な水分摂取の方法などをご紹介します

 

我が家の先代犬は脱水症状の傾向がありましたが見事に改善!

その事例もご紹介しますね

 

 

 

 

 

 

犬の脱水症状の見分け方

愛犬と過ごしていると、脱水症状に至る前に、水分が不足しているかをチェックしておきたいですね

水分が不足してくると次の傾向が見られるので、日々チェックしましょう

 

 

犬のおしっこを確認する

水分が十分に摂れていないと、尿量が減るので尿意を感じにくくなり、トイレの回数が減ったり、尿中の色が尿中のミネラルの影響で濃くなったりします

 

私達も水分が不足していたり、トイレを我慢したりすると同じような状況になりますよね!

犬も同じです

 

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普段のおしっこの状況を見ていると、回数やおしっこの量や色から「水分が不足しているかも」と確認できます

いつもと違うと感じたら、水分不足かもしれません

早めに脱水症状の予防ができますよ

 

 

口腔内を確認する

水分が不足してくると、口腔内も悪化してきます

水分不足から、口腔内がねばねばしてきたり、口臭が強くなってきます

口腔内の粘着き、口臭をチェックしてみましょう

口腔内をきれいにできなくなることとから、歯垢や歯石がつきやすくなったりもします

 

犬は体温が上がってくると口を開けて呼吸をするのが、口腔内が悪化しやすくなる原因です

暑くなると熱を放出して、体温を下げているるので水分が失われやすくなります

口腔内がねばつきやすいので、水分をしっかりあげましょう

 

 

 

 

 

犬の水分不足による脱水症状のリスク

犬の水分不足は、様々な病気を招くリスクがあります

犬も人間と同様、体内の水分量は60%あり、生きていくためには不可欠なものです

そして、体内の水分を10%失うと死に至るリスクが高くなります

 

水分不足を放置しておくと・・・

★食欲がなくなる

★運動量が減る

★口腔内が

★腎臓や膀胱など泌尿器系疾患になりやすい

★心臓に負担がかかる

★最悪の場合は死に至る

などです

 

水分不足を放置してしまうと脱水症状だけではなく、内臓へのリスクも大きいので、早めに対応してあげたいですね

そのためには、まずは水分をしっかり摂ることです

 

 

 

水分不足を改善するには・・・

水分不足を改善するためには、やはり、水をしっかり飲ませることです

そうは思っていてもなかなか水を飲まないということはよくあります

 

効果的に水分を摂取するには

★食事から水分を摂らせる

★野菜やフルーツを与える

★ヤギミルクを使う

★スポーツドリンクを少量与える

などです

 

詳細は下記のページに掲載していますので見てください!

inusodate.net

 

特に暑い夏場で、体温を下げるために、大量の水を飲みます

お散歩中など外で水を欲しがるときは、体温が上がっていることもあるので、気をつけてみてあげましょう

脱水症状が進行すると死に至ることもあります

 

 

先代犬ももの事例

先代犬のももは水をあまり飲まない子でした

血液検査をすると、脱水症状を示す数値が高くでる傾向が続いていました

原因は長時間のお留守番によるストレスです

私が帰宅してから大量のおしっこをする子で、お留守番中は水を飲まずに過ごしていたんですよね

 

 

水分を摂らせるようにと実践していたのが、ドッグフードをふやかしてあげることです

野菜をトッピングしたり、夕食は手作り食にしたり・・・

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半年ほど続けていたら、血液検査の結果が正常に戻り、体が欲するようになったのか、水を飲むようになりました!

 

体には慣れがあります

水分不足に限らず、何か異常があっても体が慣れてしまうと気づくのが遅れてしまうんですよね

日々の水分摂取量、排泄等のチェック、定期健診など心がけたいですね

 

 

 

 

その他の脱水症状の原因

脱水症状を起こすのは、水分摂取量の不足だけではないんです

 

下痢や嘔吐

下痢や嘔吐では、水分が失われてしまいます

体調不良で下痢や嘔吐が続いているときは、脱水症状を起こしやすい状況なので気をつけましょう

ストレスやフードの変更などの日常生活でも起こしやすいので、注意してくださいね

 

 

病気で尿量が多いとき

糖尿病、腎臓病などの病気は尿量が増えます

回数や尿量が多いときは、尿の色が無色透明に近い色になります

尿量の多い日が続くようなら、病気が隠れている可能性があるので獣医師に相談しましょう

 

高温多湿などの暑さ

今は室内でも暑さによって脱水症状を起こします

適度な気温、湿度が保てるように、室内の環境を整えてあげましょう

 

 

 

 

脱水症状の簡単チェック法

水を飲まない、水分摂取が少ないなど心配なときに、簡単にできる脱水症状の見分け方があります

脱水症状があると皮膚に弾力性がなくななるので、皮膚を持ち上げて確認します

簡単にできるので、ぜひチェックしてみてください

 

やり方

親指と人差し指でつまんで、皮膚を持ち上げます

 

★すぐに皮膚が戻るならOk

★戻るのに時間がかかるようなら脱水症状の可能性があります

 

簡単でしょう?

ぜひ、あなたの愛犬の状況を確認してみてくださいね

 

 

まとめ

水分が不足すると脱水症状を起こしやすくなります

継続的に不足してくると心臓や内臓にも影響が出やすいので、しっかりと水分は摂らせたいですね

我が家の愛犬が改善した事例も含めて、脱水症状のリスク、チェック方法などをご紹介しました

ぜひ日々チェックをしながら、予防してあげましょう