犬育てブログ

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散歩中に子犬が吠えるようになった!その理由と対応方法

子犬とのお散歩の悩みって色々ありますよね

 

⭐︎人や他の犬に吠えてしまう

⭐︎歩いてくれない

⭐︎クンクンしてばかりいる

⭐︎拾い食いをする

⭐︎引っ張る

などは多い悩みです

 

我が家のひめは6ヶ月になりました

そして歩いてくれない以外はどれもあります

ほぼ毎日お散歩に行っていますが急に吠えるようになったんですよね

 

人や他の犬に吠えてしまう

 

このようなときにどう対応したらいいのか、我が家のひめのトレーニング方法も含めてご紹介しますね

 

 

 

 

 

子犬が急に吠えるようなる理由

子犬が急に吠えるようになるのはいくつか理由があります

 

⭐︎人や他の犬などへの警戒心

⭐︎嬉しくて興奮している

などが主です

 

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人や他の犬などへの警戒心

生後5ヶ月を過ぎてくると、警戒心が強くなります

社会化期といわれている生後3ヶ月頃までは好奇心が旺盛で、 人や他の犬、音や物など外の環境に慣らしておくと怖がらずに受け入れやすい時期です

この時期に十分な経験ができていないと吠えなどが出やすくなります

 

嬉しくて興奮している

嬉しい!遊びたいなどの興奮も吠えにつながります

嬉しくて自分の感情をコントロールできなくなったり、リードを引っ張ってしまうとさらにリードが張って興奮が強くなります

 

犬は興奮してしまうと吠えがでてしまうんです

吠えは犬でいうと、人間の言葉と同じです

何かを訴えているんですよね

 

 

 

お散歩中の吠えの対処法

お散歩で吠えてしまう場合はどのように対応したらいいのでしょうか

まずは飼い主のあなたが落ち着くことです

焦ってしまいがちですが、焦りは犬に伝わります

あなた自身が落ち着いて、ご自分の愛犬にあった方法、できることで改善していきましょう

 

吠えの対象から意識をそらす

人や他の犬が近づいてくるのがわかったら、対象物からあなたに注目させて意識をそらすことで、吠えを予防する方法です

 

愛犬が人や犬に気づいて吠え出す前に愛犬の名前を呼んで、あなたに注目させましょう

吠えずにいられて、人や犬が通り過ぎたら、ご褒美でおやつをあげます

これを繰り返し練習することで、人や犬は怖くないことを学習していきます

 

通り過ぎる前に吠えが出るようなら、初めの頃はおやつを舐めながらなどでも大丈夫です

大切なのは人や犬が通り過ぎるまで吠えずにいられることです 

 

また、人や他の犬が見えたら、他の道に変えるなど早めに回避するのもひとつの方法!

吠える機会をつくらないようにすることで、吠え癖の予防にもなります

 

 

お散歩コースを変える

人や他の犬に吠えてしまうときは、人通りの少ない道を選ぶ、広めの道を選ぶなどなどお散歩コースを変えてみましょう

 

人通りの少ない道だと会う機会が減ります

広めの道だと人や他の犬との距離を保てるので、気を逸らすことができ吠えの回避にもなります

 

 

 

我が家のひめの場合

社会化期のことはわかっていたので、わが家に来てから外に連れ出していたのですが、性格が超ビビりなんですよね

 

ガラスに移ったテレビの画像、サーキュレーター、ダンボール、黒いコートなど家の中にある色々なものが怖くて吠えます

警戒心の強い子と思っていたので、外にもよく連れ出していましたが、6ヶ月近くになった頃からさらに警戒心がエスカレート!

 

今までお散歩で人に吠えるなんてなかったのに、黒い洋服の人に吠えたことがあり、それが徐々にすれ違う人になってきたんですよね

性格も関係あるので、社会化期の経験だけで全てがクリアになるものではないと実感してます

 

まさに教科書に書いてある通りにはいかない!

今、それにぶち当たってます

 

今はお散歩のコースを変えています

自宅近くになると人通りの多くなる歩道を使っていたのですが、別の道を使って細い歩道は使わないようにしました

 

人や他の犬が見えたら名前を呼んで私に注目させて、吠えずに通り過ぎることができたらおやつをあげています

それが難しそうなときは、ひめと目線を合わせるようにわたしがしゃがみ、おやつを舐めさせて吠えないようにしています

 

吠え始めならば、目線を合わせる方法で回避できますが、吠えスイッチが入ってしまうと難しくなるので、吠えさせないことが大事と日々実感しています

 

 

 

吠える機会を減らそう

なぜ吠えさせてはいけないのか、その理由は、吠える経験を積んでしまうと癖になってしまいます

 

成功体験をつくらない

犬目線では、「怖そうな人がきたから吠えたら、いなくなった」です

人は通り過ぎるのでいなくなるのですが、犬は自分が吠えたことでいなくなったと勘違いしています

 

この「吠えたことでいなくなった」というのは犬にとっては成功体験なのです

この恐怖を回避できたという成功体験を繰り返すことで、「人が来たら吠える」という行動が強化されます

 

少しずつ慣らす

人や他の犬に吠えてはいけないことを教えるためには、慣らすことで吠えないようにすることです

犬にはパーソナルスペースがあります

まずは「大丈夫だよ」という慣れる練習をしておきます

その後はこの距離なら大丈夫というパーソナルスペースをキープしながらお散歩ができるようになれば吠える機会は減ってきます

 

 

 

まとめ

お散歩中に犬が人や他の犬に吠えてしまうということがありますよね

それは人や他の犬への警戒心、嬉しくて興奮してしまうことなどからです

 

今回は人や他の犬への警戒から吠えてしまう場合の対処法、我が家の愛犬ひめの事例をご紹介しました

お散歩中の警戒吠えを予防するには、少しずつ慣らすこと、吠える機会をつくらないことが何よりも大切です

 

少しずつ慣れて、愛犬に必要なパーソナルスペースをキープしながらお散歩ができるようになるといいですね!

ぜひ実践してみてくださいね