犬育てブログ

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犬のおしゃぶりは危険?ぬいぐるみや毛布でチュパチュパする理由

子犬がぬいぐるみや毛布を咥えておしゃぶりしている姿を見たことありませんか?

 

可愛い姿ではありますが、実は注意が必要な面もあります

子犬がぬいぐるみや毛布を咥えておしゃぶりするのは、心理面で不安や寂しさなどを抱えているからです

心の病が隠れていることもありますので、状況によっては動物病院への受診が必要です

 

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今回は、おしゃぶりする理由、気をつけたいこと、お家での対処法、我が家の愛犬ひめの事例などご紹介しますね

 

 

 

 

犬がおしゃぶりをする理由

犬がおしゃぶりをしているときは、お口が母犬からおっぱいを飲んでいるかのようにチュパチュパしていますよね

 

子犬がおっぱい飲む姿そのものです

安心感を得ているんですね

人間の赤ちゃんでいうおしゃぶりと同じです

 

毛布やタオルのような布類をもって足踏みしていませんか?

これはおっぱいを飲むときの手の動きになります

心が落ち着いて安心感が得られるというものです

 

 

寂しさや不安

お留守番が長かったり、遊びの時間が少なかったらとコミュニケーションの不足などありませんか?

寂しい、構ってほしい、遊んでほしい、不安やストレスなど感じているときに、安心感を得たくてぬいぐるみを咥えてチュパチュパとおしゃぶりをしてしまうのです

 

 

母犬からの早期の離れ

ペットショップから迎えた子犬に多くみられます

母犬とたっぷり過ごして乳離れができなかった、兄弟犬との関わりが充分にできなかったなどが原因です

母犬と早く離されてしまった寂しさが心のどこかに残っていて思い出してしまうのでしょう

 

 

 

犬のおしゃぶりで気をつけたいこと

子犬がぬいぐるみや毛布を咥えておしゃぶりをしているこの行為は、犬の場合、 ブランケットサッキング、ウールサッキングと呼ばれています

 

 

ブランケットサッキングとは

ブランケットサッキングとは、犬の強迫性障害の一種で、ぬいぐるみ、毛布、タオルなどをチュパチュパとおしゃぶりをすることです

 

犬の強迫性障害は、何かに取り憑かれたようにひとつの行動を続けることです

例えば、尻尾や手足を噛んだり舐め続けたりする自傷行為、自分の尻尾を追いかけ回す、床など何かを執拗に舐め続けるなどで、ブランケットサッキングも同様です

 

 

ブランケットサッキングは危険⁈

ブランケットサッキングが危ないと言われているのは、ぬいぐるみや毛布などを執拗に舐めたり、しゃぶったりして繊維を食べてしまうことです

子犬にとって、毛布やタオルなどの繊維は危険です

繊維がちぎれて喉に詰まらせたり、胃や腸に入り腸閉塞を起こす危険があります

腸閉塞は命を失うリスクがあります

チュパチュパとおしゃぶりをしているぬいぐるみ、毛布などが破損していないか、常に管理してときめしょう

 

 

 

我が家のひめの事例

我が家の愛犬ひめは、ぬいぐるみを咥えてチュパチュパとおしゃぶりをしています

毛布やタオルを抱えて、足踏みしていることもありますね

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ひめはペットショップから迎え入れた子です

お留守番の時間も10時間程なのでかなりの長時間

これが原因なのだと思います

 

家にいるときは、ボール遊び、ロープ遊び、しつけのトレーニング、お散歩などで遊びの時間を取るようにしています

 

スマホをいじっていたり、テレビを見ていたり、家事をしていたりで、静かだなぁと気になって見るとぬいぐるみを咥えてチュパチュパとおしゃぶりしているんですよね

 

やっぱり寂しいんですよ!

 

ぬいぐるみチュパチュパのおしゃぶりに依存しているわけではなく、寂しくなるとという感じなので、今は

 

しっかり遊んであげるとこと!

 

これで対応しています

おしゃぶりのぬいぐるみは、肉球ボールなのでいつも出しておかないこともしています

いつか離れられるといいなぁと期待しています

 

 

 

犬がおしゃぶりをしているときの対処法

ぬいぐるみや毛布をおしゃぶりしている主な原因は寂しい、構ってほしいなどからですが、心の病気が隠れていたりすることがあります

状況によっては、動物病院を受診するなど必要です

原因を考えて、適切な対処をしてあげましょう

 

 

子犬との遊びの時間をつくる

おもちゃを使って遊んだり、しつけのトレーニングをしたり子犬とのおうち遊びの時間をしっかりとりましょう

カミカミが好きならロープ遊び、体を動かすのが好きならボール遊びなどがおすすめです

おすわり、ふせ、マテなどのトレーニングは頭を使うこと、飼い主のあなたとしっかり向き合うこともできるので子犬にとってはしつけも楽しい時間なんですよ

 

 

お散歩にいく

お散歩は子犬にとっては運動にもなり、飼い主のあなたと一緒の時間として楽しみのひとつです

ストレスを発散できるので、1日1〜2回、30分程度はお散歩の時間をつくりましよう

 

 

犬の手が届くところに置かない

いつもおしゃぶりをしているならば、手の届くところに置かないということも大切です

寝るときだけなど、飼い主のあなたの目が届くような管理下で遊ばせるようにしましょう

 

 

こんなときは動物病院へ

ぬいぐるみや毛布などを執拗におしゃぶりをして離さない、取り上げようとしたら飼い主のあなたを攻撃するなどが見られたら、心の病気が考えられます

動物病院で獣医師に相談してみましょう

 

 

 

まとめ

子犬がぬいぐるみや毛布を咥えてチュパチュパとおしゃぶりをするのは可愛らしいですよね

愛らしい姿ではありますが、寂しい、構ってほしいなど理由があります

子犬と一緒に遊ぶ時間をたっぷりとったり、お散歩に行くなど、子犬と一緒に過ごす時間を工夫してみましょう

 

ただその裏に心の病が隠れている場合があります

執拗に舐め続けて離さないなどが見られるようなら、動物病院を受診して獣医師に相談しましょう