犬育てブログ

犬は‘飼う’のではなく‘育てる’もの、‘あなたの犬育て’を応援!

犬が伏せをできない!誰でもできる簡単な教え方

犬のしつけの基本とも言われている伏せ

実は簡単なようで難しかったりもするんですよね

 

伏せができない!

 

そんなお悩みを抱えている方も多いはず

そんなあなたでも簡単にできるようになる伏せの教え方があります

 

伏せができないからあきらめる・・・・

 

そう思っているあなたもぜひチャレンジしてみてください

きっとできるようになりますよ

 

そして、伏せができるようになると、落ち着かせることができます

我が家のひめに少しずつ現れているよい効果もご紹介しますね

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伏せができるとよい理由

「伏せなんてできなくても大丈夫」という声もよく聞きます

果たしてそうなのでしょうか・・・

 

落ち着かせることができる

犬にとって伏せは楽な姿勢であり、リラックスができる姿勢なのです

伏せができるようになると、興奮していたり、吠えがあるときの落ち着くサインとして使うことができます

そのまま、マテができるとより効果的ですね

 

待ての教え方はこちらをご覧くださいね

inusodate.net

 

お座りも伏せと同様に落ち着かせることができます

お座りとの違いは、伏せの場合は肘と胸、お腹が床についているため、立ち上がりにくいこと、リラックスさせることができるので、より落ち着かせるための効果が出やすいことです

 

お座りの教え方はこちらをご覧くださいね

inusodate.net

 

 

我が家のひめに現れたよい効果

現在5ヶ月の愛犬ひめ

伏せの練習は4ヶ月頃からお座りの練習とセットでやっています

お座りも伏せも基本通りの練習法で動きとしてはできるようになりました

まだおやつなし、言葉だけでは難しいんですけどね

 

興奮しやすいひめの場合は、伏せができるということでよい効果があるんです

「いけない」ということを教えていますが、最近、自分から伏せをするようになってきました

伏せをしながら、ひめは怒って我慢している感じですけどね

 

伏せができるということは、「落ち着くことができる」ということです

実際にひめを見ていて、「お利口になったなぁ」と思うことがありますね

 

 

 

 

 

伏せの教え方(基本)

まずは基本の伏せの教え方です

犬を座らせた状態からスタートしますので、お座りができていなければお座りの練習をしましょう

こちらをご覧くださいね

inusodate.net

 

ステップ1

犬を座らせます

おやつを親指、人差し指、中指の3本の指で手の甲が下になるように持ちます

おやつを持った手を犬の鼻先から床に下ろしていきます

手の甲が床についたら、手の甲が上になるように手を返します

犬が覗き込むように頭を下げて伏せの姿勢になりやすくなるので、犬のお腹が床についたら「よし」といっておやつを上げます

 

ステップ2

この動きを何度も練習します

おやつなしの手の動きの誘導でできるようにします

犬がお腹を床につけた瞬間に「伏せ」と言葉をつけます

ご褒美でおやつをあげます

 

繰り返し練習することで、「床にお腹をつけること=伏せ」と理解できるようになります

徐々に「伏せ」といってから手の誘導でできるようにしていきます

 

 

 

伏せができないときの教え方

お腹をつけることに抵抗があったりして、基本の教え方でできないこともありますよね

その場合は、膝の下を潜りながら、お腹を床につけることから教えていきます

 

膝の下を潜る練習法

座った状態で左足を立てます

おやつを右手の3本の指で持って左足の内側から外側に手を出し、犬が左足の外側から潜るように誘導します

膝の高さは、犬が左足を潜って膝のあたりにくるときに伏せになる高さがよいが、潜ることに抵抗があるなら、潜れる高さから練習を始めます

 

伏せの練習方法

 

注意点としては、犬が膝を潜っていいるときは、膝の高さを変えないようにしましょう

犬が膝を潜ろうとしたときに、自然と伏せの姿勢になるように練習をしながら高さを調整していきます

 

膝の下を潜りながら伏せができるようになったら、おやつなしでできるようにします

次に、お座りからの状態から伏せをする基本の流れで練習をします

 

 

 

 

 

伏せは筋トレの練習になる

伏せはドッグフィットネスでの基本姿勢です

この伏せの動きを筋トレにすることができます

 

伏せから立つ動きが筋トレになる!

 

 

素敵なことですよね

伏せさえできれば、愛犬の筋トレができちゃうんですよ

 

伏せから立つ動きは、前足、後ろ足の四肢の筋トレ、四肢で踏ん張って立つことは体幹トレーニングにもなるんです

お家でできる簡単なエクササイズ運動のひとつです!

このトレーニング方法は、いずれご紹介しますね

 

 

店舗にくるシニア犬の例

ドッグフィットネストレーナーとして、店舗では飼い主さんにドッグフィットネスのやり方を教えています

「筋トレをしたい」という飼い主さんがメインなので、わんちゃんはシニア犬が多いんです

 

ドッグフィットネスに興味がある方はこちらをご覧くださいね

hearties.jp

 

お座りはできるけど、伏せはできない

 

こんなわんちゃんもいるんです

そんな飼い主さんには、膝の下を潜る練習をしてもらっています

すぐに伏せができるようになりますが、同時に背中の筋肉が鍛えられるという効果もあるんです

 

膝の下を潜る運動は、ドッグフィットネスでは低いハードルを潜る運動と同じなんですね

これは背中の筋肉を鍛える運動になります

「背中の丸まりが改善した」「背中がまっすぐになってきた」などの声があります

膝の下を潜るだけでも、四肢、背中を鍛える効果があるんですよ

 

 

 

まとめ

犬のしつけの基本のひとつである伏せ

なかなかできないという方も多いので、簡単にできる教え方、できないときの教え方をご紹介しました

伏せができるようになると「落ち着かせることができる」という効果があります

また、伏せができないときの膝の下を潜る練習法には、背中の筋肉を鍛えるという相乗効果があります

 

伏せにはよい効果がたくさんあります

伏せは必要ないと思っている方、なかなかできないとお悩みの方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね