犬育てブログ

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待てにはいいことがいっぱい!簡単にできる犬への教え方

犬のしつけで待ての教え方は難しいですよね

待てができるとお散歩時の信号待ちなどで待たせたいとき、カフェなどで落ち着いて待っていてほしいときに愛犬を待たせることができます

愛犬とのお出かけを一緒に楽しみたいですよね♪

 

 

待てないからとあきらめていませんか?

すぐにできるものではありませんが、簡単な教え方があります

まずは1秒でいいんですよ!

少しずつチャレンジして、徐々に時間を延ばしていきます

 

ここでは誰でも簡単にできる犬のしつけ、待ての教え方をご紹介します

 

 

我が家の愛犬ひめも今、練習中です

ひめは興奮したり、飛びついたり、吠えたりと落ち着きがない状態・・・

待てを練習して、少しずつ落ち着くことができるようになってきました

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10秒くらいは待てるようになってきていますが、まだまだです

我が家の事例も合わせてご紹介しますね

 

 

 

 

 

 

犬のしつけで待ては2種類

待てには2種類あります

お座りをして待つシットステイ、伏せをして待つダウンステイです

どちらの待ても待たせるということでは同じですが、待つ時間に違いがあります

 

 

シットステイ

お座りをさせて待たせます

交差点での信号待ち、お散歩時の排泄の処理など、短い時間待たせるときの待てです

 

お座りができないときはこちらを見てね!

inusodate.net

 

 

ダウンステイ

伏せをさせて待たせます

カフェなどで長時間待たせるときの待てです

 

伏せができないときはこちらを見てね!

inusodate.net

 

 

 

待ての教え方

シットステイ、ダウンステイ、どちらの待ても教え方は同じです

今回はシットステイの教え方でご紹介します

 

待ての手の合図

手のひらを胸のあたりで犬に向けます

この胸のあたりで手を犬に向けるのが、待ての合図になります

初めは待ての言葉は使わず、手の合図だけで練習をしています

時間を長くしていくときに、途中でこの手の合図を出すのも効果的ですよ

 

 

教え方

犬にお座り(伏せ)をさせます

手の合図を出して1秒待てたら、「よし」といっておやつをあげます

この時間を徐々に延ばしていき、動かないで待てるように練習していきます

 

 

初めは1秒でOKです

「動かずにいられることが良いこと」と理解できるようにするためです

数秒待てるようになったら、「待て」といってから手の合図を出しましょう

1分程度待てるように練習しましょう

 

時間を延ばしていくときは、3秒→5秒→3秒という感じで、ランダムにします

長く待つだけではなく、短いときがあると集中力が途切れることなく続けられるんですよね

 

 

失敗してしまったら‥

短い時間から再スタートします

その時間が長かったのかもしれませんし、何かの刺激があったのかもしれません

失敗が続かないように時間を短くして、次は成功できるようにします

 

 

 

待てのステップアップ

長時間待てるようになると、愛犬の元から少し離れることができますよね

そのために、時間の他に、側を離れる距離、刺激をプラスしていきます

 

しっかり教えたい、レベルアップしたいという方は参考にしてくださいね

 

 

距離をプラスする

犬を座らせて、待ての手の合図を出します

1歩後ろに下がってすぐに犬の元に戻ります

動かずに待てたら「よし」といっておやつをあげます

 

時間と同様、距離もランダムに延ばしていきます

部屋の端から端までの距離を待てるように練習しましょう

 

 

時間と距離を延ばしていく

距離と時間を同時に延ばしていきます

お座りをさせてから、待ての手の合図を出します

1歩下がって3秒経ってから戻り、動かずに待てたら「よし」といっておやつをあげます

 

時間、距離と同様に、1歩下がって5秒、2歩下がって3秒など、成功しやすいレベルでランダムに練習します

 

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この練習は愛犬の元に戻って「よし」ということで、必ず飼い主のあなたは戻ってくるという安心感を与えることができます

繰り返すことで、愛犬の元を離れても、戻ってくるまで待てるようになる練習です

 

 

 

我が家の事例

7ヶ月になったひめは、今、待ての練習中です

気が強く、興奮しやすいので、待てをさせて落ち着かせることを教えているところです

サークルから出たいと飛びついたり、着替えのときに洋服に飛びついてくることも多いので、伏せをさせて待たせるようにしています

 

練習方法

シットステイ、ダウンステイのやり方で待たせています

10秒程待てるようになってから、距離をプラスしました

戻ってくるまで待てるようになりましたね

 

どんなときに待たせる?

興奮して飛びつき、吠えなどがあるので、待たせたいとき使います

★サークルから出すとき

★着替えなどで待っていてほしいとき

★とにかく待っていて!というとき

などで大活躍の待てです

 

まだまだで失敗も多いですが、少しでも待てたら褒めてご褒美をあげるの繰り返しで、落ち着いているときは待てるようになりました

やはり、興奮してしまうと落ち着かせるのは難しかったりします

 

ステップアップは必要?

待てのトレーニングでは、時間と距離の練習を取り入れています

5歩ほど下がって10秒程待って戻る程度はできるようになりました

 

これができるようになると、ちょっとした刺激にも耐えられるようになります

ひめの場合は、飛びつきたい衝動でですが、これを我慢してるんですね

それができるのは、その先にあるご褒美があるから・・・

毎日の生活の中で待つことをしっかり教えていきたいですね

 

 

 

待てができるとよい理由

待てを教える必要があるのかと思う方もも多いですよね

待てないからと難しさを感じてしまったり、できないからと諦めてしまう方もいますよね

でも待てができるとよい効果があるのです

 

 

落ち着かせることができる

犬は興奮しやすいので、待てを教えると落ち着かせることができるのです

落ち着つかせることができると、興奮して他の犬や人に攻撃的になるのを予防したり、突然走り出してしまうような事故の予防にもつながります

 

 

カフェなどで待たせることができる

愛犬を連れて旅行に行ったり、お出かけしたりすることがあるとカフェに入ることもありますよね

一緒に楽しむためにも飼い主のあなたの側で落ち着いて待つことができると、お出かけも楽しくなります

 

 

 

待てを教えるときに気をつけたいこと

食事のときにドッグフードを前にして待てをさせないことです

ドッグフードを前に待てをさせると、「おあずけ」になります

犬のしつけで教えたい「待て」ではないのです

 

食事の前の待てを長時間させてしまうと、フードに対する所有欲が強く出てしまい、早食いにも繋がります

食べ物を守ろうと攻撃するようになることもあります

 

犬にとって食事は楽しい時間であってほしいですよね

食事の前は「待て」ではなく、「おすわり」をさせて、飼い主のあなたとしっかり目を合わせる「アイコンタクト」ができれば十分です

 

 

 

まとめ

犬のしつけで待ては落ち着かせたいとき、待っていてほしいときなどに有効です

難しく思われがちですが、最初から長く待てるものではないので、少しずつ練習していけばできるようになります