犬育てブログ

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硬いものに注意!ポメラニアンの歯が折れた 

ポメラニアンの歯が折れた!

何でもカジカジする我が家の愛犬ひめの歯が折れてしまったんです

 

歯磨きしているときに左上の歯が小さい

え? 折れてる⁈

 

折れていたのは、左上の第4前臼歯

第4前臼歯がいちばん折れやすい歯とのことです

 

犬の歯折れはよくあるそうです

原因は何?

歯が折れたらどうなるの?

 

日々の生活で注意したいことはもちろん

実際に歯の専門病院で聞いた驚くべき実情をご紹介します

 

可愛い愛犬の健康を守るために参考にしていただきたいです

たぶん目から鱗の情報のはず‥と思います

 

 

 

 

 

ポメラニアンの歯折れ

人間でも歯が折れることはありますが、実は犬にも多いんです

歯が欠けたり、折れたりすることです

 

 

歯折れの原因

主な原因は事故にあったり硬いものをかじったりすることから起こります

家庭犬に多いのは、やはり硬いものをかじってしまうことですよね

 

何をかじってた?

おもちゃしか思い当たらないのですが、我が家の原因はたぶんこれです!

 

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普通にカミカミおもちゃとして販売されているもの

ピンクのラバーのところを噛んでいるなら問題ないんです

ただカミカミが大好きだから周りのプラスチックをかじっていることも多いんですよね

 

プラスチックはNGなんです

 

そして病院で言われたのは、

木のおもちゃもNGとのことでした

 

木おもちゃとカミカミ用として与えてましたね

木のおもちゃは1ヶ月も経たないうちに小さくなってしまうくらい大好きでした

 

たぶんこの辺りが原因‥

 

その他思いつくのは、クレートをカジカジしてます

これもプラスチックです

 

お散歩中の拾い食い

恥ずかしながらよくパクってするんですけど小石をかじっていることも⁉︎

 

とにかくカミカミが大好きなポメラニアンひめ

まだ1歳半ですからね

何にでも興味深々でカミカミしちゃうんです

 

 

病院で指摘された我が家の原因は

プラスチック、木でした

 

その他に多いのは

骨ガム、ひづめ、ヒマラヤチーズなどだそうです

与えているご家庭はご注意くださいね

 

 

歯折れで見えていた歯髄

折れた歯の状態を確認していたら、ピンク色のものが見えたんですよね

血ではないようだけれど何だろう⁈

 

ネットで調べてみたら、歯髄というものでした

歯髄とは人間の歯でいうと神経です

歯の神経が見えているという状態だったんです

 

色々調べていくと‥

歯髄が見えていた場合は、抜歯か歯髄の治療

そのまま様子見なんてしていると細菌感染してしまい化膿してしまうとか‥

 

 

歯が折れた場合は、病院で治療が必要です!

 

歯髄が見えていない軽度の歯折れもあります

紹介されて行った歯の専門病院では歯髄が見えていなくても折れた部分のケアが必要とのこと

 

やはり歯折れを発見したら、まずは病院です!

そこで、治療してもらうようにしましょう

 

 

歯折れの治療

まずは地域の病院へ行きました

見えていたピンク色のものは、やはり歯髄

 

ちーん‥

 

先生からいわれたのは2つ

①抗生剤を飲んで様子を見て、腫れてくるようなら抜歯

②歯の専門病院を紹介するので、そこで治療の相談をする

 

どわするか悩みましたね

まだ我が家のひめは1歳半なんですよ

飼い主としては、歯は残してあげたい

残せる治療があるのならば専門病院に行ってみようと思って紹介してもらいました

 

そして歯の専門病院へ‥

歯の状態を確認して、

⭐︎歯髄が見えている

⭐︎硬いものとはどういうものか

⭐︎治療方法とお見積もり

など説明を受けました

 

 

治療方法の選択

歯の専門病院で紹介された治療方法は

①歯全体のレントゲン撮影

②抜歯または歯髄治療

のいずれか

 

ただレントゲンをとってからでないとわからないんです

神経の炎症があったりすると選択できる治療は変わるからです

 

それだけではなく衝撃的だったのは

歯折れがある子は、他の歯も居れていることが多い!

らしいんです

概ね、7割くらいの子は他の歯も折れているそうです

 

見た目は普通に見えていても、

歯茎に隠れている根っこにあたる内部に歯折れがあるそうです

歯折れがある子は、7〜8年も経つと歯がボロボロになってくる子が多いようです

 

 

色々説明を受けて、お見積もりを提示されました

レントゲンを撮って、折れた歯を残せるとなった場合の残す治療は20万超えでした

他の歯折れが見つかった場合、その歯の治療費がプラスでかかります

 

レントゲンを撮って抜歯を選択したとしても15万超えです

他の歯の治療はどうするのか‥

 

抜歯なら地域の病院でもできるんですよ!

治療したいのは今折れている歯だけです

他の歯の状態まで知る必要があるのか‥

 

歯は残してあげたい

でも折れた歯がいつまでもつかわからないのに高額な治療費をかけるのか

命にかかわる病気ではない

 

悩みましたよ

最終的に選んだのは、地域の病院での抜歯です

 

我が家がセレブな家庭だったら高額治療できたかもです

ごめんね〜ひめ!

そう思いながら、再度、地域の病院に戻りました

 

 

折れた歯の抜歯

抜歯の治療を選択したわけですが、歯の治療だから全身麻酔なんですよね

麻酔前検査、手術という経過をたどるわけです

 

最初の頃に処方されていた抗生剤は飲み切ってしまいました

検査までの期間に腫れがでなければいいなぁと思いながら過ごしましたね

 

とはいえ、1歳半の元気いっぱいのポメラニアン!

ひめは歯が折れていようがお構いなく毎日を元気に過ごせました

 

麻酔前検査を受けて特に何もなく手術日を迎えました

そして無事に手術が終わってお迎えしたのですが、見せていただいた歯の大きさにびっくりです

 

想像以上に歯が大きい!

 

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若い子の健康な歯であること、

臼歯だから大きな歯なので砕かないと抜歯ができない

 

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これが折れた歯です

穴があいているところご歯髄

全体の写真の2段目左側の歯ですね

 

ついでに乳歯が1本残っていたので抜いておきましたと‥

1番上の写真の歯かな

 

とにかく無事に終了して何よりです

手術費も総額で専門病院での抜歯の半分以下で済みました

 

口腔内の歯の状況はわからないけれど、

硬いおもちゃに気をつけて守ってあげようという気持ちでいっぱいです

 

もしかしたら歯がボロボロになってなってまた抜かなくてはいけなくなふかもしれない

ひめにとってその時々に必要な治療はしっかりやってあげたい

大切な大切な小さな命だから

 

 

 

治療の経過

2025年

6月10日 歯折れに気づく

6月12日 地域病院受診、抗生剤処方

6月17日 地域病院受診、抗生剤処方

6月21日 歯の専門病院受診、相談、お見積もり

6月28日 地域病院受診、抜歯の相談

7月12日 麻酔前検査

7月15日 抜歯の手術

7月26日 受診後の傷口確認

 

長い治療でした

無事に終わったこと、そして何よりも元気でいてくれること

それが一番です!

 

 

 

まとめ

我が家のポメラニアンひめが経験した歯折れ

歯折れは硬いものとをカジカジして起こるもの

そしてよくある傷病のひとつなんですよね

 

毎日の生活で気をつけてあげることとして、硬いものとは与えないということです

犬用のおもちゃとして市販されているものにも危険がいっぱい!

 

我が家の治療にいたるまでの経過をご紹介させていただきました

ぜひ日々の生活の中で活かしていただければと思います