犬にも筋トレが必要?
実は後ろ足が細くなってきたり、筋肉がおちてきたときは要注意なんです
あなたの愛犬にこんなことはありませんか?
⭐︎愛犬の後ろ足が細くなった
⭐︎背中が丸くなってきた
⭐︎筋肉が落ちてきた
など・・・
心配になってきますよね
犬も人間と同様で、歳をとってくると体全体の筋肉が落ちてきて、後ろ足から衰えてくるんです
そうなると歩けなくなるなんていうことも‥
何気なくやっている犬の動き‥
これを運動にすることで後ろ足がしっかりしてくるんです!
お家でできる簡単なエクササイズ運動!
遊び感覚でできるので、愛犬と楽しみながら遊んじゃいましょう♪
あなたも簡単にできる後ろ足を鍛える運動をご紹介します
後ろ足を鍛えるエクササイズ運動
後ろ足を鍛えるエクササイズ運動は、お座りから直接立たせる運動です
人間の運動でいうスクワットです
人間も足腰を鍛えるためにスクワットをしますよね
後ろ足が衰えやすいわんちゃんにも、スクワットをさせてあげましょう
やり方
簡単な動きですが、運動として行うために少しずつステップアップしていきましょう
ステップ1
お座りから立つことを教えます
小型犬なら飼い主さんは座ったままでもできますよ!
①手におやつを持ちます
そして、犬の前に立ってお座りをさせます
②おやつを鼻先に出し、おやつを床面に平行に動かしながら一歩下がります
③おやつを追いかけるように犬が立ち上がるので、お尻が持ち上がりしっかり立つことができたら「よし」といっておやつをあげます
④これを繰り返し練習し、「お座りから立つことは良いこと」と覚えさせます
ステップ2
繰り返し行うことで、運動に変えていきます
①手におやつを持ちます
そして、犬の前に立ってお座りをさせます
②おやつを鼻先に出し、おやつを床面に平行に動かしながら一歩下がります
③犬が立ち上がったら、そのままお座りをさせます
④②と③を繰り返して、スクワット運動にしていきます
⑤3~5回繰り返してできたら「よし」といっておやつをあげます
⑥おやつ10個分を目安に行います
犬の後ろ足が衰えやすい理由
年齢と共に犬は後ろ足が衰えやすくなっていきます
加齢による筋力の低下、犬の立ち方、重心のかけ方が原因にあります
加齢による筋力の低下
年齢を重ねていくと犬も筋肉量が落ちてきます
それだけではなく、関節にも違和感が出て、痛みなどから動かしたくなくなってきますよね
そうすると徐々に歩くこと、体を動かすことが減ってきますので、益々、筋力が低下していくのです
前足に重心をかけて立つ
犬は前足に7割、後ろ足に3割の割合で重心をかけて立っています
この立ち方から後ろ足への意識がいき難くなっています
シニアになってくると、関節など他の部位への違和感も出やすく、後ろ足を意識することが減り、徐々に使わなくなっていきます
日常生活での後ろ足の鍛え方
毎日お散歩には行っていますか?
お散歩などで普通に歩くだけでは後ろ足を鍛えることはできませんが、お散歩のコースを工夫することで後ろ足を意識させることができます
★坂道を歩く
自宅周辺に坂道があるような地域なら、ぜひ積極的にお散歩コースに入れましょう
負担が大きい場合は、斜めにジグザグで歩くと負担が小さくなります
★芝生、砂浜、石畳などを歩く
ふさふさと埋もれたり、クッション性があるような場所、足裏に刺激が加わるような場所は、後ろ足を意識することができます
自宅ではクッションや布団の上を歩かせると同様の効果があります
★木の根っこをまたぐ
木の根っこなどを跨ぐことは、関節の運動になります
ピョンと飛び越えるのではなく、しっかりと足をあげて跨がせてあげると関節の動きをよくできます
自宅ではつっぱり棒など長めの棒状のものを使って跨がせると同様の効果があります
簡単なチェック方法
立っているときの状態を真上、正面、側面、後方から見てみましょう
★傾きがある
★後ろ足が棒のように真っすぐになっている
★背中が丸まっている
★お尻が下がってきている
などが見られたら要注意です
筋肉は背中から側面→お尻→足の順に落ちていきます
背中が丸まってきたり、お尻が下がってきた、小さくなったなど感じられていたら筋力の低下が始まっています
まずはしっかりと後ろ足を意識させる運動を取り入れることが大事です
そして何よりも、体幹を鍛えることです
体幹が弱いと筋肉はついてこないのです
体幹を鍛えるためには、バランスボールを使った運動がおすすめです
こちらはまた後日ご紹介しますね
まとめ
愛犬の後ろ足が細くなったり、筋力低下がみられたときの筋トレ方法として簡単にできるエクササイズ運動、日常生活でできることなどをご紹介しました
どれも簡単にできることばかり・・・
シニアだから仕方がないとかではなく、ちょっと意識して取り入れてあげるだけで効果がでてきますよ
ぜひ参考にしてくださいね