我が家のポメラニアンのひめ
ひめは今、猿期に入っています
ポメラニアンの猿期
ポメラニアンには猿期があるってご存知ですか?
猿期とはポメラニアンの子犬が4〜8ヶ月頃に毛が抜けて大人の毛に生え変わる換毛期のことです
かなりの毛が抜けてスカスカになってしまうので何も知らないと病気なのでは?と心配になってしまいますよね
ブリーダーさんやペットショップで猿期の説明を受けることも多いと思います
体の胴体部、尻尾だけではなく、鼻周り、目の周りなどの毛も薄くなります
目の境目がハッキリとしてくるので顔つきが変わったように感じてしまうことも‥
前に飼っていたももも白ポメラニアンだったのですが、とにかく毛が抜けてしまってものすごい痩せっぽっちになっていました
5ヶ月のときのももです
この頃から6ヶ月頃がピークでしたね
猿期とはわかっていてもあまりにもスカスカなので病気なのではと心配になってしまうほど‥
7ヶ月頃になって少しずつ毛が生え始めて落ち着いてきました
大人の毛に落ちつくまでには個体差はありますが1歳くらいまでかかることもあります
子犬の成長の段階であると思って見守ってあげましょう
お顔も変化します
3ヶ月のももです
お顔は赤ちゃん顔です
5ヶ月のももです
顔の中心部が薄くなっていてお猿さんのようです
1歳のももです
顔立ちが大人になっていますね
毛並みも大人の毛質になっています
では、4ヶ月半ひめは‥
3ヶ月の頃のひめ
お顔の毛はもふもふで赤ちゃん顔です
体の毛ももふもふです
今の4ヶ月半のひめ
おでこから目の周りが少しばかりスカスカになってます
お猿さん顔です
体の胴体部もスカスカしてるので猿期真っ最中です
この先どう変化するのでしょうか‥
個体差があるとはいえ、もものように胴体部もスカスカの痩せっぽっちになってしまうのか、そこまでいかずに大人の毛に生え変わるのか楽しみですね
そう思うと、猿期は成長の証ですよね
心も体もひとつひとつが大人になるために成長しているんです
子どもの成長と同じように、どのような子になるのか楽しみですよね
ポメラニアンの猿期で毛色が変わる?
猿期を終えて大人の毛になったら、毛の色が変わってしまうこともあるようです
毛色が薄くなってしまったり、逆に濃くなってしまったり‥
ホワイトのポメラニアンがクリームのような毛色になってしまった
淡いオレンジのポメラニアンが濃いオレンジの毛色になってしまった
など成長とともに変化することもあるようです
もともとポメラニアンは毛色が豊富なこと、猿期の換毛期を終えてから成犬の毛色になるため子犬期の毛色は子犬ならではの毛色であり明確にわからないこととあります
子犬期の毛色が好きだったなんていうこともあるとは思いますが、可愛い愛犬の成長として見守ってあげたいですね
ポメラニアンの猿期のお手入れ
ブラッシング
皮膚や被毛の健康のためには、1日1回のこまめなブラッシングをしてあげましょう
少なくとも2日に1回程度はしてあげたいものです
ブラッシングをすることで抜け毛を取り除くことができ、毛玉の予防にもなります
ブラッシングが苦手な子が多いのもよくあることです
子犬の頃からブラッシングになれさせてあげることも大切です
シャンプー
シャンプーは月に1回はしてあげましょう
できれば汚れや臭い対策、抜け毛の処理にもなるので月に2回できるのが理想です
ダブルコートで毛量の多いポメラニアンのシャンプーは大変です
トリミングサロンを適宜利用しながらお手入れをしてあげましょう
抜け毛対策としての洋服を着せる
犬に洋服?と思ったりしませんか?
実は犬に洋服を着せることは抜け毛対策にもなるのです
換毛期は毛が抜けやすく、毛がまったり、床面に毛玉が落ちていたりすることも多くあります
洋服を着せることでそれを防ぐことができます
長時間の着用は被毛と擦れて毛玉になったり、蒸れたりするので、時間を決めての着用、適宜ブラッシングをして抜け毛対策をすることも必要です
注意したいポメラニアンの柴犬カット
ポメラニアンの柴犬カットって可愛いですよね
柴犬カットは柴犬のように顔周りを丸くカットして、体全体の毛を短くカットすることです
人気のポメラニアンのカットのひとつですね
猿期の柴犬カットはもちろんですが、成犬になってからの柴犬カットは繰り返すことでポメラニアンの被毛に影響を与えてしまうことがあります
犬の皮膚は薄いため直射日光の影響を受けにくいように被毛が生えているのですが、短くしてしまうことで皮膚への影響を受けやすくなります
柴犬カットを繰り返すことで毛質が変わったり、元のようなふわふわに戻らなくなってしまうこともあります
猿期だけではなく、成犬になってからの柴犬カットにはリスクがあることも心得て行うように注意しましょう
まとめ
ポメラニアンの猿期は生後4ヶ月〜8ヶ月頃になる換毛期です
大人の毛に生え変わる時期で、顔立ちが変化したり、毛色が変わったりすることもありますが、成長の証として見守ってあげましょう
換毛期なので、ブラッシングやシャンプーなど日々もお手入れも必要です
成犬になっても続くことなので、子犬の頃からならしていきましょう
子犬の成長は飼い主としても楽しみのひとつです
子犬との生活を毎日楽しみつつ、見守ってあげたいですね