地震や集中豪雨など予期せぬ緊急時に備えて、子犬の頃からハウストレーニングをしてハウスやクレートには慣れさせたいですよね
以前飼っていた白ポメラニアンのももはハウスが大好きでよくクレートに入っていました
「ハウス」とはクレートやケージなど安心して過ごせる場所を指します
今回は災害時の移動や避難に最適なクレートをハウスとしてご紹介しますね
新たにお迎えしたひめにも早くから慣れさせたい!
そう思ってハウストレーニングを早々に開始しています
ハウストレーニングはどうやったらいいの?
よく聞くのが
⭐︎クレートに入るのを嫌がる
⭐︎クレートに入れると吠える
⭐︎クレートの扉を閉めると吠える
などですよね
そのようなことから、ハウストレーニングを諦めてしまう方もいます
ハウストレーニングは少しずつ、長い時間かけてゆっくりとクレートに慣れさせることが必要です
我が家のひめはハウストレーニングを始めて1ヶ月ほどです
最近やっと扉を閉めて30分ほど待てるようになりました
時間はかかるものです
時間をかけて慣らしていかないとクレートを嫌がるようになってしまいます
我が家のひめにしたハウストレーニング法をご紹介します
なかなか上手く行かないという方!お試しくださいね
クレートは安心できる場所
クレートは犬にとって安心できる場所です
安心して落ち着いて過ごせる場所として犬が理解すれば、苦手な環境や慣れない場所などに直面したとしてもクレートに入って落ち着くことができます
最近は災害が多くあります
いざ、そのような場面に直面したら、可愛い愛犬と一緒に避難したいと思いませんか?
犬がいるから‥と諦めてしまうことがないように、今からでも遅くないのでハウストレーニングを始めましょう
クレートに慣れることから始めよう
初めは子犬がクレートに慣れることがスタートです
クレートの扉を外して自由に出入りができるようにしておきます
いつも過ごしているサークル内、目の行き届くリビングなど子犬が自由に出入りができて安心して過ごせる場所に置いておくことがベストです
おやつをクレートの中に入れておきます
近づけない子の場合は、入り口に置いておくことでも大丈夫です
自らの足でクレートに近づく、中に入れるようにしていきます
中々進まない場合は‥
手におやつを持って入り口まで誘ってみましょう
クレートはおやつがある楽しい場所と認識できるようにしてあげます
警戒心がなく中に入れるようになること、中でゆっくり過ごせるようになることがこのステップでの最終目標です
入り口付近でおやつを食べられたら、次は前足、次は体半分‥と少しずつ中に入れるようにステップアップしていきます
上手にできたらしっかりほめてあげましょう
意外と後ろ足まで中に入れることを躊躇する子も多くいます
我が家のひめもそのタイプ!
その場合、お尻を押したりして無理に押し込んではいけません
褒めながら何回もトライしてやっと入れたという感じです
でもすぐに出てきてしまう‥
それでもいいんです
中に入ることに慣れることが大事なので、出てきそうになったらおやつをあげたり、奥におやつを置いておいたりしながら、少しでも長く、そして安心できる場所だと理解して慣れさせてあげましょう
気をつけたいポイント
このクレートの中に入って長時間過ごせるように練習しています
この練習をしっかりやりましょう
次のステップで扉を閉める練習をするので、クレートで落ち着いて長時間過ごすことができないと扉を閉めることが子犬にとっては恐怖になってしまうからです
クレートに慣れたら扉を閉めてみる
クレートに長く入れるようになったら扉を閉めてみます
扉を閉められることは閉じ込められた感じになるので子犬にとってはとても怖いことです
最初は扉を取り付けて様子をみてみます
扉を取り付けても変わりなくクレートに入れるようなら扉を閉めてみます
そしてすぐに開けてあげましょう
扉を閉めるタイミングはおやつを食べているときに閉めて、食べ終わる頃に開ける感じです
子犬にとっては何があったのかわからない感じからスタートして嫌なイメージがつかないようにします
扉は閉まってもすぐに開くと理解ができます
それにより閉じ込められる恐怖感がなくなるので練習がしやすくなります
扉を閉めることに慣れてきたら、少しずつ扉を閉めておく時間を長くしていきます
時間の延ばし方は、閉めている間にクレートの横の隙間からおやつをあげたりしながら、中でリラックスできるようにします
おやつをあげながら、10秒、30秒‥と延ばしていきます
徐々におやつをあげる間隔を短くしていきます
気をつけたいポイント
クレートは子犬にとって落ち着いて安心できる場所ですが、扉を閉めることは、子犬にとっては閉じ込められる恐怖心を抱きやすくなります
必ず、クレートの近くにいて、子犬に安心感を与えられる環境で練習しましょう
扉をカシャカシャし出したら
クレートの扉を閉めているときに扉をカシャカシャしたり、吠えがでることもあります
そのようなときにすぐに出してしまうと、カシャカシャしたり、吠えたら出してもらえると学習してしまいます
無理に閉じ込めておくと嫌なイメージをつけてしまうので、おやつをあげるなどして少し落ち着かせてから出します
扉をカシャカシャしたり、吠えが出始めた時間がその子にとって限界の時間ととらえ、扉を閉める時間を短くして再度練習をしていきます
扉を閉める練習は短時間からスタートして、少し長くしたら、次は短くするなど、扉は閉まってもすぐに開くものだとイメージできるようにすると犬も安心できます
生活の中でのトレーニング
クレートの扉が閉まっていても安心して過ごせるように生活の中に取り入れていきます
扉を閉めることに慣れたらステップアップしてみます
慣れてきたら、クレートの中に大好きなおもちゃを入れておく、ごはんやおやつを食べるなど子犬の普段の生活をクレート内でさせてみます
子犬の食事やおやつの時間に合わせてクレートに入れ、食事、おもちゃを一緒に入れます
扉を閉めて、タオルなどをクレートの扉側にかけて少し暗くなるようにします
飼い主のあなたはクレートの近くでテレビを見たり、家事をしたりと普段と変わらない生活をします
子犬は飼い主のあなたが近くでいつものように生活しているので、クレート内で安心して過ごせるようになります
初めての時は短めの時間で扉を開けてクレートから出してあげましょう
徐々にクレート内で過ごす時間を延ばしていきます
クレート内でお利口に過ごせていたらしっかり褒めてあげましょう
長時間過ごせるようにしておくと、クレートは子犬にとって最高の安心して過ごせる大好きな場所になります
気をつけたいポイント
クレートの扉を閉めているときに扉をカシャカシャしたり、吠えがでることもあります
そのようなときにすぐに出してしまうと、カシャカシャしたり、吠えたら出してもらえると学習してしまいます
しばらく様子を見て、落ち着いたタイミングでお利口にできていたことを褒めてから出してあげましょう
扉をカシャカシャしたり、吠えが出始めた時間がその子にとって限界の時間ととらえ、扉を閉める時間を短くして再度練習をしていきます
扉を閉める練習は短時間からスタートして、少し長くしたら、次は短くするなど、扉は閉まってもすぐに開くものだとイメージできるようにすると犬も安心できます
まとめ
クレートは子犬にとって落ち着いて安心できる場所です
クレート内で過ごすことに慣れておくと、急な災害時に一緒に避難することもでき重宝します
まずはおやつや大好きなおもちゃを使いながらクレートに慣れることから始め、徐々に扉を閉めることに慣れさせていきましょう
そして、子犬の生活の一部の場として活用できるようにしておくと、クレートは子犬にとって最高の安心して過ごせる大好きな場所となります
クレートトレーニングは時間がかかります
入れない、できないと諦めずに、時間をかけてトレーニングしてみましょう