子犬の甘噛み〜噛んでいいものを教えよう

4ヶ月になった愛犬ひめ

お家に来た頃から毎日のようにカミカミ

 

戯れてて手をカミカミ

引っ張りっこしてても突然手をカミカミ

ズボンの裾をカミカミ

おもちゃをカミカミして破壊

などはよくある子犬の甘噛みです

 

ひめはどれもやります!

毎日この甘噛みの対応に四苦八苦‥

 

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お迎えしてから1ヶ月経ったわけですが、ひめ自身の体も大きくなっているので、以前よりパワーが増している感じがします

 

 

子犬が甘噛みする理由

歯の生え変わり

子犬が甘噛みするのは、ちょうど歯が生え変わる時期で、歯茎がムズムズするからです

4〜8ヶ月頃は乳歯から永久歯に生え変わる時期です

今がそのとき!

歯茎がムズムズするから、何でも噛みたくなってしまうんですよね

 

興奮してるから

子犬は興奮しやすいんです

遊んでいて突然走りだしたり、引っ張りっこしていて突然ガブリなんてことありますよね

犬はもともと狩りをする動物です

その本能から興奮したときにガブリとしやすくなります

 

遊びのつもりでいる

子犬は何でも遊びの感覚でいます

人の手を甘噛みすること、おもちゃをカミカミすること、人のズボンを追いかけること、飼い主のあなたの反応などもどれも楽しくて遊びなんです

その遊びの延長でガブリとなることもよくあります

 

飼い主が喜んでいると思っている

子犬の甘噛みで歯が当たったときに「痛〜い!」「噛んじゃダメよ」など優しく過剰に反応しすぎると「構ってもらえた」「喜んでる」と勘違いしてしまいます

犬には飼い主のあなたが反応したことが、嫌なことと認識できなくて、「喜んでいる」認識しゆすいのです

 

子犬の運動不足

子犬は活発に動くものです

お散歩などの運動不足、遊びが足りないなどのストレスは、甘噛みに繋がります

子犬に限らず、成犬も同じことが言えます

運動不足は甘噛みだけではなく、吠えに関係してきます

 

その他

自分のものを守ろうとしたり、嫌なことをされると噛みつくなどあります

 

 

子犬の甘噛みの対処法

噛んでいいものを与える

子犬は歯の生え変わりで歯茎がムズムズするからハムハムしてきます

人の手を噛む感触を覚えてしまうと、人の手を噛んでもいいと覚えてしまいます

それを防ぐためには、

 

噛んでもいいおもちゃを与える

 

ことです

人の手に触れてきたら、「おもちゃだよ〜」と気持ちを噛んでもいいおもちゃに向けていきます

おもちゃをカミカミし始めたら、「お利口だねー」とおもちゃで遊ぶことはいいことだと教えます

 

無視をする

子犬は何をしていても全てが楽しい遊びです

人の手に歯をあててしまったら無視をして楽しい遊びが終わってしまうことを教えていきます

「痛い」と低い声で言ってその場を離れます

一緒に遊んでいたおもちゃを持って部屋を出るなどするといいですよ

子犬は飼い主のあなたがいなくなったことで楽しかった時間が終わってしまったことがわかります

そして少し時間をおいてから何事もなかったようにその場に戻ります

すぐに理解することは難しいので、繰り返すことで子犬は少しずつ人の手に歯を当ててはいけないことを理解するようになっていきます

 

 

気をつけたいNG行為

⭐︎叱ること

⭐︎叩くなどの体罰

⭐︎マズルをつかむ

などはやめましょう

 

叱ることは一見効果がありそうに思えますが、かえって興奮させてしまって逆効果になることもあります

叩く、マズルをつかむなどは体罰にあたり、子犬に恐怖心を与えてしまいます

人の手は怖いものということを覚えてしまうと、唸る、本気噛みになるなど攻撃的な態度をとるようにもなるので避けましょう

 

 

子犬の甘噛みが本気噛みに

はじめはハムハムして歯をあてるだけだった甘噛みが本気噛みになることってあるのでしょうか

犬は噛む動物です

 

噛む行為はどの犬にもありますが、あなたの関わり方次第で甘噛みから本気噛みになることはあります

適切な関わり方をすること、噛まれる前に予防することも大事です

 

 

子犬が甘噛みする前に予防を

子犬が甘噛み予防のためには、興奮させない、お散歩などでしっかり運動させるなど噛みたいと思う心理を少しでも予防することです

そして、甘噛みしそうになったら、おもちゃを与えて、噛んでもいいものをカミカミさせることも大事です

 

また、フードなどのおやつを使ってしつけをするのもひとつの方法です

しつけのトレーニングは子犬にとっては遊びの感覚で楽しいものです

上手にできたらご褒美がもらえますし、しつけのトレーニングをすることで落ち着くことを覚えていきます

しっかりと子犬と向き合えるのもいいですよね

 

 

まとめ

子犬の甘噛みは歯の生え変わりや興奮などから起こります

予防のためには噛んでいいおもちゃを与えたり、無視をすることです

叱る、叩く、マズルをつかむなどは子犬に恐怖心を与え、逆効果になることもあるので避けるようにしましょう

甘噛みを予防するためには、興奮させない、お散歩などで運動をさせることです

遊び感覚でできるしつけを取り入れることも効果的です

 

子犬は家族の一員です

しっかりと向き合ってよい関係を築いてききましょう