犬育てブログ

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子犬が要求吠え‥無視のやり方と治らないときの対処法

我が家にやってきたひめ

お迎えしたその日から始まったのは要求吠え!

子犬を迎えたときの悩みで多いのは

⭐︎吠え

⭐︎甘噛み

⭐︎トイレトレーニング

です

 

子犬の吠えに悩んでいる方も多いのではないでしょうか

子犬の吠えで多い要求吠え

我が家もお迎えした日から始まりました

 

愛犬ひめの吠えには、日々苦労しています

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ビビりなので警戒吠えもありますが、メインの吠えは要求吠えです

要求吠えの対処法は無視するのがいちばん!

 

そう思っていたのですが、8ヶ月になった今は効果がありません

無視で落ち着くときと落ち着かないときがあるのです

落ち着かないときは、興奮のスイッチが入ってしまったときです

 

今回は無視のやり方と治まらないときの対処法をご紹介します

我が家でやっている事例も含めてご紹介しますね

 

 

 

 

 

 

子犬の要求吠えとは

要求吠えは何かの要求を伝えたくて吠えています

子犬の要求吠えといえば、「遊んでほしい」「かまってほしい」など「◯◯してほしい」という要求です

 

主な要求吠え

子犬が要求して吠えてくるのは、次のようなケースです

 

★遊んで欲しい

★かまって欲しい

★お散歩に行きたい

★ごはんが欲しい

★ここから出たい(サークルなど)

 

サークルに入っているときに、そばを通るたびに、姿が見えるたびに、ワンワン、キャンキャンと何かしら要求を伝えて鳴くというものです

一緒に生活をはじめて数か月が経過してくると、人の動きがわかるようになって要求の出方が変わってきます

子犬の性格にもよる影響も強く出てきます

 

 

 

 

 

子犬の要求吠えの対処法

子犬の要求吠えがみられたときは、要求には応えないことが基本です

 

無視をする

無視をするというのは、吠えている子犬とは目を合わせない、他の場所に移動する、背中を向けて他のことをするなどです

これにより、「吠えても要求は通らない」ということがわかり、次第に落ち着いてきます

 

吠えが治って落ち着いてきたら、褒めてあげましょう

吠えずに待っていたらいいことがあるとわかるようになります

 

要求吠えをしているときに、声をかけたり、抱っこしたりと子犬に対して何かしらの反応をしてしまうと、「吠えたらかまってもらえた」と学習してしまいます

また、中途半端な無視も逆効果になります

 

例えば、しばらく無視していたけど耐えられなくてかまってしまった場合、「◯◯回はダメだけど◯◯回吠えたらかまってもらえた」というような学習もします

次からはさらに吠えて要求するようになり、それが次第にエスカレートしていきます

 

 

コマンドを出す

コマンドとは、お座り、伏せ、待てなどの基本のコマンドです

コマンドに従うということは、吠える行為を抑制できます

 

お座りをして落ち着くことができたら褒めてご褒美をあげると、「吠えることをやめたら褒めてもらえる」と学習します

コマンドに従うことで落ち着くことができるんですよね

爆吠えなど興奮が強く出てしまうとコマンドの指示が入らなくなてしまうので、早めの対処が必要です

 

 

 

 

 

要求吠えが治らないとき

犬が吠えるのは何故なのか、毎日の生活から原因を考えてみましょう

運動不足、環境、家族での一貫した対応ができているかなどを見直してみるのもひとつの方法です

 

お散歩など運動不足の解消

お散歩、おうち遊びなど運動が不足しているとストレスから吠えの原因になります

毎日お散歩に行っていますか?

小型犬なら、15~30分程度のお散歩を1日2回が理想です

 

1回しか行っていなければ、2回に増やしてみる

2回行っていれば、時間を10分長くしてみる

など、できることから見直してみましょう

 

 

環境を変えてみる

一緒に暮らしていると飼い主のあなたや家族の動きがわかるようになってきます

人の動きや気配、毎日の習慣などから、吠えることが増えてきます

 

お散歩に行く時間、食事の時間、お仕事に行く時間などが、わかるようになってくると吠えてしまうという感じですね

タイミングをずらしてみる、動線を変えてみるなど、日常生活の中で動きを変えてみましょう

 

 

家族で一貫した対応をする

吠えた時の対応の仕方が、家族によって対応が違っていて要求が通ったことがあると、応じてもらえたと勘違いしてしまいます

 

無視をするなら家族で一貫して無視をする

忙しかったり、可愛いのでつい‥なんていうこともありそうですが、かまってしまうと対処が難しくなります

無視をするなら、一貫して要求は無視していくのがよい対処法となります

 

 

 

 

 

我が家の対応方法

お迎えした3ヶ月の頃から要求吠えが多かったひめですが、8ヶ月になった今も変わらず吠えがあります

今は無視+コマンド+お散歩を増やす方法で対応しています

お出かけ前の吠えが酷くなっているので、動線の見直しを考えています

 

 

4ヶ月頃の無視の方法

⭐︎私が朝起きたら吠えます

「ひめも起きたよ〜」と言っているかのようにかまってほしくて吠えます

排泄物の処理だけ淡々としてあとは無視で、家事、仕事に行く身支度をします

 

⭐︎ひめのそばに行くと吠えます

「かまって〜」「出して〜」という感じですが、出す時間はほぼ決まっているので、その時間以外は出さずに無視です

お利口にしているときに、「お利口さんだね」と声をかけて撫でてあげたりします

 

⭐︎サークルに入れると吠えるときがあります

「もっと遊びたい〜」なんでしょうね

4ヶ月なので30分〜1時間を目安にサークルから出して遊んでいますが、遊び足りないときは吠えますが、吠えても無視しています

 

 

8ヶ月の今・・・

サークルから出している時間が長くなっていること、毎日の生活がわかってきているので要求が増えてきています

やり方は、コマンドを出す、お散歩の時間を増やすです

 

 

コマンドを出して対処

要求があればお座りをさせます

そのまま待てをさせてお利口にできたら、対応します

 

⭐︎そのおもちゃが欲しい

 お座り→待てをさせます

 お利口にできたご褒美として、欲しがっていたおもちゃを与えます

 

⭐︎サークルから出すとき

 出してもらえるとわかると大騒ぎしてしまうんですよね

 無視をして落ちつかせてから出す

 出すときは、お座り→待てをさせて、必ず落ち着かせて、そのご褒美として出すようにしています

 

 

お散歩の見直し

6ヶ月頃までは、朝に20分ほどのお散歩でした

ひめの場合、お散歩が大好き、気が強くて活動量も多い活発な子なので、今は夕方も20分ほどお散歩に連れて行っています

 

お散歩に行くと疲れますし、少し落ち着きます

いたずらや要求、警戒からの吠えは少なくなっているように感じます

やはり、犬にとっては運動量は必要ですね

要求吠えは毎日あります

一貫して無視を通しているので、吠えていても数分でおとなしくなるので、一貫した対応が大切です

 

 

 

 

 

要求吠えに叱る対応は逆効果

要求吠えに限らず、子犬とはいえ吠えが治らないと耐えがたいものです

つい叱りたくなってしまいますが、実は叱る行為は「かまってもらえた」ことと同じことになり返って逆効果になることもあります

特に大きな声で叱ったりすると一時的に静かになることもありますが、不安、怯えに繋がってしまうこともあるので注意が必要です

 

 

 

子犬なら睡眠も適切に

生後4ヶ月頃の子犬の睡眠時間は17時間程度です

睡眠時間が不足していると、興奮しやすくなって吠えてが出てきます

 

子犬が要求吠えを予防するには、たっぷり遊んであげることです

起きている時間、毎日の生活の中でかまってあげられる時間にたっぷり遊んであげることで、疲れてよく眠るようになります

 

子犬の要求を満たしてあげることで要求吠えは減ります

吠えてからではなく、要求吠えが始まる前に満たしてあげることがポイントです

 

 

 

 

 

 

まとめ

子犬に多い要求吠えは、「遊んでほしい」「かまってほしい」などからくる吠えです

対処法としては、無視することです

一緒の生活に慣れて新たな吠えの問題がでてきたら、コマンドを使ったり、生活習慣を見直してみたりすることも必要です

我が家で行っている要求吠えの対処法も合わせてご紹介しました

 

つい叱りたくなりますが、不安や怯えに繋がることもあり、逆効果になることもあります

子犬の要求吠えを予防するためには、たっぷり遊んであげて、要求を満たしてあげることが一番です

子犬期に限らず、成犬になっても常に要求はあるので、一貫した対応を心がけることが大切です

 

愛犬は可愛らしい小さな家族です

しっかり育てていきたいですね